カナダ産大豆の利点

カナダは、最高品質の大豆を栽培するのに世界で最も適した環境に恵まれています。 カナダの大豆産業は、播種から収穫、そしてその後に至るまで、世界の水準を凌ぐ品質の大豆を安定的に供給するための体制が整っています。

優れた生育条件

カナダは、そのきれいな空気、豊かな農地、清らかな水で世界中から羨望の的となっています。広大な農地には、健全な根を育み、食品用と加工用の両方に利用できる強くて生産性の高い大豆を育てるのに適した深くて肥沃な土壌があります。

カナダの農家は、土地の管理者として高度なスキルと知識を備え、こうした自然の恵みをうまく利用しています。先進的な設備や技術に投資することで安定的な生産量を確保し、低耕起栽培、計画的な輪作、適切な病害虫管理によって健全な土壌を維持しています。政府及び民間のアグロノミストや作物科学者による農家の支援体制が整っており、農家は、播種、施肥、病害虫管理、収穫などについての最適な方法についてアドバイスを受けています。

先進的な育種プログラム

カナダでは、 公的研究機関と民間研究機関の両方が品種改良・開発を行っており、高品質に対する探究は育種と開発の段階から始まっています。大学、政府機関、種子会社は、海外のお客様の仕様に合った特性を開発しています。広範囲にわたる圃場試験と徹底した選抜の結果、最高の品種のみが実用化されます。

世界基準を遵守

カナダは世界でも最高レベルの品質保証および認証制度を誇っています。 カナダ穀物委員会 (CGC) の徹底した試験と監視により、高品質、安全性、輸入国のバイオテクノロジー承認プロセスの遵守が確保されています。

CGC はそのサービスの 一環として、カナダで栽培されるすべての主要穀物および大豆の収穫品質を毎年評価し、 「収穫および輸出品質報告書」として出しています。この評価では、農家が提出したサンプルを科学的に分析をすることにより、各生産地域、各年度の全体的な品質傾向をモニターしています。

カナダはまた、世界で最も統合された IPハンドリング制度を持っており、この制度のもと、食品グレードおよび特殊大豆の生産から取り扱いに至るまで徹底管理し、お客様に間違いなく納品してきた比類ない実績があります。

信頼性の高いインフラによる確実な納品

世界最大の食料生産国の一つであるカナダは、穀物取り扱い事業に多大な投資を行ってきました。そのため、カナダ産穀物の輸送は効率的、迅速かつ信頼性が高く、その結果、輸入業者にとって、カナダ産大豆購入の費用対効果が優れています。

カナダの穀物会社は、鉄道網や道路網で港と結ばれた大型生産地エレベータおよび内陸ターミナルのネットワークを絶えず拡大しています。何百基もの近代的で高品質の穀物エレベータが、農場から搬入される大量の大豆を保管し、市場に出荷する準備が整っています。これらの穀物エレベータの多くは カナダIPハンドリング認証制度 に参加しており、バイヤーの指定する特定の品種や特質に基づいて分別保管することができるようになっています。

西海岸およびカナダ東部の港には、大型船に貨物を積み込む能力を備えた輸出施設があり、米国湾岸や南米からの出港に代わる優れた選択肢となっています。